このところ日本酒の話題が多いのですが、やはり同じぐらいワインも好きな私としてはボジョレー・ヌーヴォーのデキが気になるところ。友人とどこで飲もうか…としばし考えて、でもやはりすご~~~~くご無沙汰しちゃってる(もう名前も忘れられちゃったか?)CAVE BARに行かなくちゃね。と、解禁の2日前に恐る恐る予約の電話を…。よかった! 空いてた! それに、名前も忘れられてなかった!(笑)

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 私はお約束のビールで喉を潤した後、ヌーヴォーをグラスで。うん、まぁまぁかな。去年の方が美味しかったかも。空気に触れてどんどん味が変わっていくのはいいです。でも、まぁボトルで飲むほどではないので、1杯飲んでお次は普通にオススメの赤を(今夜はブルガリア産)。


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 久しぶりなので、何を食べるか悩むな~。しかし、この季節はやっぱりジビエ? 茸好きとしては、まずは“鹿肉のポアレ・セップ茸のソース添え”をチョイス。これが超旨い! それからバーニャカウダに、蟹のキッシュ、最後はやっぱり定番のホタテと青のりのリゾット。あ~、やっぱりここは落ち着くのだわ~。料理もどれも旨々でハズレがないし。また来なくっちゃ。

 前日の夜(夜中と言ってもいい時間)、友人からメールが。何と、その友人の友人(ややこしい…)がやまちゃんに2名で予約を入れていたのだけど、行けなくなったのでどう?という連絡がきたのだとか!! やまちゃんは、1年後まで予約が埋まってしまっているという人気店。行けなくなった方には申し訳ないけど、超ラッキー!!!! 「イクイク、何が何でも行きます!」とお返事。


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 前回行ったときは、私たちのグループのみでしたが、今回は、2、3人のグループが何組かいらっしゃってるみたい。7時過ぎぐらいから徐々に始まります。最初は、お隣さんの飲んでいる日本酒の一升瓶をチラ見して、「次は、あれ行く?」などとコソコソ会話していたのが、次第に「これ、美味しいですよ」などと、次から次へと一升瓶がお客さんの間を回っていく状態に…(笑)。美味しい魚にみんなの顔もほころぶほころぶ。「生きてて良かった~!」って大げさかも知れませんが、ホント思ってしまいます。酔っぱらってくると、日本酒も何を呑んだか忘れてしまうので、備忘録代わりに写メまくりました。こんなに写真を載せるのは初めてかも…。あ、でも、くれぐれも誤解されないように。これらは、すべてお猪口に一杯ぐらいずつしか飲んでませんので(たぶん…)

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 “もってのほか”という不思議な名前の食用菊があることはご存知でしょうか? 黄色ではなく紫色の菊です。山形の特産です。子供の頃は、菊(黄色いもの)のお浸しが食卓に上る度に、食べたくないな~と顔をしかめたものですが、大人になってみれば、これほどの珍味はない。特に紫色の“もってのほか”は美味しいと思います。


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 というわけで、今夜のつまみはもってのほかをサッと湯がいてエノキ茸と和えたものと、鶏ささみも日本酒を振りかけて蒸し、鶏わさ風にして三つ葉をパラリ。もちろんお相手は日本酒です。何とまぁ、枯れた食卓……(笑)。

 今夜は参加しているある勉強会がひとまず終了ということになったので、会の後は打ち上げをすることになりました。金曜日の9時過ぎなので、店をどうするかが問題。ネットで検索してたら「二次会コース」なるものをやっているお店が結構あることが判明。職場の周囲に数ある中華料理店の中でも、私のイチオシである“三希房”さんにあることがわかったので、早速予約の電話を。


 女性が多いので飲み放題にする必要はないかなーと思い(あ、もちろん私はお財布を気にしなくていい飲み放題希望ですが…(^^;))、飲み放題にしないかわりに料金が上がってもいいから料理を追加して欲しいと言ったのですが、「食べてみてから、その場でアラカルトで追加したらどうですか?」という店長(?)のお答え。前から思っていたけれど、このお店(店長が?)、ほんと商売っけがないっていうか、正直というか、何というんでしょうか…。でも、そこが良いところでもあります。だって、ほんと美味しいんですよ。人気店なのに驕るところがないところが良いんです。


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 というわけで、8名で9時過ぎに訪問。この時間でもわさわさとお客さんがいるのは、金曜日という理由のみじゃない感じがします。前菜3種盛り合わせ、棒餃子の後に出てきたのが油淋鶏。おおっ、二次会コースにしてはなかなか豪華ですぞ。思わず写メをパチリ。この後、五目あんかけ焼きそばで〆なのですが、やはりこのお店に来たら、汗だらだら舌ビリビリ(に痺れる)麻婆豆腐を食べなきゃね。というわけで、やっぱり追加オーダー。「本当に、辛いですよ」と何度も念を押されたけど、言われれば言われるほど食べたくなるのが食いしん坊の常。8名なのでとりあえず2人前をオーダーしてみました。


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 丸のままの唐辛子が何本も入っているそれは、ええ辛いです。といってもこれは唐辛子の辛さというより、花椒の痺れる辛さ。う~ん、辛いけど旨い! 旨さにしびれる~~~。私はもちろんですが、他のメンバーにも大満足していただけてよかったよかった。幹事って、みんなの好みを満足させなければいけないから大変ですよね。ま、たかが宴会ですから、そんなに期待されてはいないのかもしれないけれど、私は食いしん坊なので、できれば1回の食事でも不満足なものは食べたくない。なので、今夜はホッといたしましたです。

 最近、豆腐を出汁で食べることに凝ってます。TVで「八杯豆腐」という料理を見たことがきっかけです。八杯とは出汁6・酒1・醤油1の計8杯。その中に豆腐を入れ片栗粉でとろみをつけたお料理です。大根おろしと一緒に食べる方法もあるらしいですが、私は生姜をすったものなどを薬味にするのが好き。身体があったまります。


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 今夜は、丸いお豆腐3個パックの「玉三郎」(男前豆腐)というのをスーパーで買ってきたので、その周りにニラのお浸しをあしらい、とろみを付けた出汁と共に食べてみました。うん、うまうま。何だか最近、こういう純和食的なものを食べるとホッとします。年取った証拠?

 今夜は、韓国料理好きが集まって、マッコリ飲み比べです。最近の韓国ブームは、以前のようにおばさま中心から、若者へとシフトしてきているみたい。ま、あの人間離れした驚異のプロポーションを誇るアイドルグループの活躍のせいもあるんでしょうけど。その影響か、韓国料理店も増えているような感じ。しかし、今回の第一の目的
はマッコリなので、新参店ではなく多くの種類が置いてあるというマッコリバー“てじまぅる”を訪問。

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 私、お店に行ってみるまでは、種類が豊富と行っても「黒豆マッコリ」とか、「梨マッコリ」とか、そんなもんだと思ってたのです。しかし! 大きな勘違いでした(チューハイじゃぁ、あるまいしね~(^^;))。ここでは、何と言っても生マッコリです。銘柄によって、こんなにも違うの? という感じです。私の好みはやっぱり甘くないさっぱり味。それにしても、今は無き麻布十番の韓国料理店“文家”の自家製ドンドン酒は、ちょっと酸味がきいて美味しかったな~と懐かしく話ながら、いろいろなメーカー(地域?)のものを次々オーダーしては、みんなで回し飲み。う~ん、旨い! この味のバラエティは日本酒に通じるものがありますね。しかし、いかんせん、ここは日本なので、飲み比べにも限度がありますね~。つい調子に乗っちゃって、今度はマッコリ飲みをメインにソウルに行っても良いかな~なんて、考えてしまった私でした。


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 食べ物は、正直言ってまぁまぁって感じです。「創作料理」と銘打っているけれど、別に創作しなくたっていいんじゃない? そのままで韓国料理は旨いんだから! と思いつつ、キムチ盛り合わせとか、お店の売りの「山形庄内平田牧場の平牧豚」のサムギョプサルなどをいただきました。チヂミも食べたけど、私はもっと薄いのが好みかな~。なんて、自分で韓国料理を作るようになってから、すっかり点数が辛くなっている今日この頃です。

 今年は猛暑のせいか松茸が豊作だとか? と言っても、豊作とはいえかなりのお値段の国産にはなかなか手を出せません。でもな~、松茸ご飯、食べたいな~と思って、思わず米国産を買ってしまいました。


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 この間作ったむかごのご飯もそうですが、私は味の付いた炊き込みご飯が好き。松茸ご飯も、昆布だしと共に炊き込んでみました。お味は……、まぁまぁかな? 米国産でも、香りはきちんとします。って、当たり前か? いつも通りにお鍋で炊いたので、ちょっとだけできたお焦げも旨い。やっぱり秋は美味しいものが多くて嬉しいな。

 韓国料理好きなので、やっぱり気になっていました、このメニュー。牛丼チェーン大手“吉野屋”の新メニュー「牛キムチクッパ」。「食べたい、食べたい」と言っていたら、「吉野屋なんて行ったことあるの?」と言われました。あ、スルドい! 実は私、全く自慢じゃないけど今まで吉野家はたぶん2回ぐらいしか行ったことないです。1回目は中学生ぐらいの時…って、何十年前の話じゃっ!(苦笑) というわけで、休日の遅めのランチに行ってみました(午前11時~午後2時までは販売していない店が多い)。


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 並盛りで無料キャンペーン実施中の半熟卵付き。牛肉がいっぱいなのは、さすが吉野屋。ご飯は、さらっとしてます。お汁を入れてちょっと暖めた程度ってことか? キムチのお味はまぁまぁかな? っていうか、私に言わせれば、これってキムチ? キムチ味の浅漬けでは? って感じがしなくもないけど、何てったって280円ですからね。文句は言えません。


 で、ニュースを見ると、吉野屋では最近このような低価格メニューばかりが売れているという困ったお悩みもお持ちの様子。とは言え、弱点の女性客を取り込む戦略には貢献してるのかも? だって私も、食べちゃいましたもの。下手なファーストフードに入るより、よっぽどいいなと思いましたです。

 北千住で開催されたシンポジウムに出席し、それが終わったのは午後6時。う~ん、このまま真っ直ぐ帰るのは惜しい! というわけで、近くにいた妹を呼び出して北千住ナイト。


 前々から気になっていた「酒屋の酒場」。北千住の駅前の通りをずっと真っ直ぐ歩いて、日光街道を越えてさらに真っ直ぐ。徒歩10分ぐらい? 周囲にお店がなくなった頃に、ぽつんと灯る光。しかし、店内は大混雑。あ~、満席! しかし、壁に貼られたメニュー、気持ちよさそうな赤い顔の並ぶカウンターやテーブルにいっぱいの料理を見たら、もう後には引けません!! 待たせて貰おうじゃないの! 大忙しでせわしく店内を行き来するお姉さんの邪魔にならないように身体を縮めて待つこと15分ぐらい? カウンターに2席空きました!(たぶん、待っている私たちを不憫に思って早めに立ってくれたんじゃないかなと思われる男性2人。ありがとうございます!)


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 まずはビール! そしてつまみは、〆鯖がなくなっちゃったらしいので秋刀魚酢。それに牛煮込みに鰺の骨せんべい。瞬く間にビールがあいて、地酒。ここはその名の通り酒屋さんが経営してるお店ですから、お酒の種類も豊富。グラス1杯なみなみついでどれも500円です。銘柄は指定不可? 1杯目、2杯目と、おかわりすれば異なるお酒をついでもらえます(覚えてるの大変じゃなかろうか?) 気持ちよく飲んでいたら、お姉さんから「うちのお酒は3杯飲んだらもうヘロヘロよ~」と釘をさされたのかもしれない発言が…。


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 煮込みはふわとろ、骨せんべい150円なりはパリパリ。そして驚いたのが写真の「あん肝酢味噌和え」(写真手前の茶色い物)。オーダーしたら、「ラスクは要る?」と聞かれました。え? ラスク? 頭の中は?マークがいくつも浮かびましたが、こう言うときは、お店の人の言うことに素直に従うのが吉。なので、お願いしてみたら…。出てきたものを見て納得。あん肝はペースト状になってます。なので、ラスクに付けて食べるのが美味しいわけだ~。いやはや、居酒屋にあるまじき(?)メニュー。恐れ入りました。


 その他、厚揚げ焼きやトロ鰹などをいただいて本日は終わり。ビールに地酒3杯ぐらいいただいて、お会計は1人3000円ちょっと。さすが北千住価格。まだまだ食べたいメニュー満載だったので、また来ます!

 「なすんじゃさんのキムチ・ナムルとおかずの教室」に掲載されている料理は、実は既に直接教えていただいていたものが多数。なので、復習も兼ねて読んでいたら…、むむむむっっっ!! これは作りたい! と断然目が釘付けになっちゃったのはキムチヂョンです。ま、いわゆるキムチのチヂミなんですが、「キムチの漬け汁を使う」というところが、私の琴線に触れました。何故かというと…(答えは以下に)。


L'art de Vivre-キムチヂョン1  フライパンで焼き焼き中

L'art de Vivre-キムチヂョン2 綺麗に切って並べてみました。
 で、作ってみたのがこれ。ひゃ~~、案の定というか予想以上に旨い! そりゃぁ、旨いはずですよ。だって、これに使ったキムチの漬け汁は「蕪キムチ」と「茄子キムチ」のブレンド(笑)。つまり、にんにく・生姜はもちろんのこと、蕪の葉っぱとか胡麻、ニラなど旨味を出す具材がたっぷり入ってるんですから~。実は、キムチを作るのはいいんだけど、食べた後にはどうしても漬け汁が残る。これが悩みの種でもあったのです。醗酵した旨味成分が豊富なので、絶対に捨てられない! だから、野菜サラダにドレッシングがわりにかけるなどしてたのですが、なかなか減らないので、どんどん酸っぱくなっていってしまう…。でも、ヂョンを作ればあっという間に完食! しかも、この副産物はキムチ本体に負けず劣らずの旨さだしね。これ、癖になりそうです。